叫び、思い。

22歳、社会人1年目(県庁職員)の僕の思いを自由に叫びます。叫ぶ内容は僕の趣味(ファッション、サッカー)や仕事のこと、考えや本音など様々です。たまにイタい内容もあるかもしれません。

僕の好きなファッションブランド ① “STILL BY HAND”

僕はシンプルでクリーンなファッションが好き。「お洒落がんばってます!」みたいな気合いの入った感じは逆にダサいと思ってしまう。だから僕は基本的にはベーシックでナチュナルなんだけど、素材感やちょっとしたデザインがアクセントになっている感じが好きだ。そんな僕の好みにぴったりなブランドの1つである “STILL BY HAND”を紹介する。

 

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 http://labarba.jp/?mode=cate&cbid=858168&csid=0

【STILL BY HAND(スティルバイハンド)】

洋服を作っている人の手。

私たちのブランド名は直訳すると「いまだに手で」という意味になります。

それは洋服というものがいくつもの人間の手によってうまれてくるという意味が込められています。

お客様が着ていくなかで初めて気付くような工夫やこだわりを感じられる服。

そんな洋服をおとどけできることが、私たちの願いです。

 

多分、シンプルかつクリーンなものってファストファッションブランドやセレクトショップオリジナル(セレオリ)にも結構ある。でもやっぱりただシンプル&クリーンなだけじゃ物足りない。スティルは基本的にはかなりベーシックなデザインなんだけど、「普通」ではない。そこが魅力的だ。

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http://2-second.com/still-by-hand16-12-21/

例えば、僕が2017ssで購入したクルーネックのカーディガン。カーディガンという名前ではあるけどインにもアウトにも着れるから、僕はノーカラージャケットのようにも使っている。クセのないサイジングかつ綺麗なシルエットだけど、メンズでは珍しいクルーネックのカーディガン。それに10個のスナップボタンとハリのあるダンボール素材。まさに、ベーシックでありながら普通ではないアイテムだ。

 

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 http://male.eighthundredships.com/?pid=113958558

次にスティルが定番で出しているスラックスっぽいデニム。2017ssのものを試着したんだけど、かなり良かった(でも金欠で買えないうちに無くなった…)。デニムパンツはかなりベーシックなアイテムだけど、スティルのものは普通ではない。股上が深くてウエスト周りに余裕があるからかなり楽に履けるんだけど、膝あたりからきつめにテーパードがかかっているから、シルエットがすごく綺麗だ。また、丈も短めだからスニーカーとの相性も良いし、綿100%のセルビッチデニムだからロールアップしてもかっこいい。

 

まぁこんな感じで僕が2017ssコレクションのなかで実際に着たアイテムの中で特に良いなと思ったものを紹介した。スティルはかなり素材にこだわっているブランドで、かつ日本製を貫いているブランドにもかかわらず、価格はセレオリより少し高い程度(まぁ、ユニ◯ロとかと比べるとかなり高いけど…)。だから、セレオリでは物足りなくなってきた人には本当におすすめだ。

 

STILL BY HAND  2017ss collection

 https://s.fashion-press.net/collections/7168

 

 

 

 

 

 

学生が終わったから、今後について考えてみた

先日、大学の卒業式を迎え、学生生活が終了した。厳密には3月31日までは学生で、今も最後の悪あがきとばかりに遊んでいるけれど、周りの人達はそろそろ内定先の研修が始まっているから、そろそろ社会人という実感に襲われている。

つまり大学生という、年齢では大人だけど責任はそれほどないという最強の身分が終わってしまうのだ。これからは地に足をつけて、一人の社会人として生きていかなければならない。そこで今後、自分はどのように生きていくべきなのかについて、色々な人から聞いた話を元に考えてみた。

 

社会学者  古市憲寿さんの言葉

「これからの時代に安定を得るのは難しい。1つの組織にしか属していないと、その組織が潰れた時に自分の生活の基盤が無くなる。様々な収入源を確保、ないし組織に所属して、リスクの分散を図るべき。」

これは僕の大学に社会学者の古市憲寿さんが来てお話をして下さったときに言っていた言葉だ。僕は今までテレビで古市さんを見ているとき、なんだかズバズバ言う感じの話の面白い東大の若い学者さんというイメージだった。この講演では非常にためになる話をして下さったけど、僕はこの言葉が最も印象に残った。古市さん曰く、テレビに出たり論文を書いたり本を出したり講演をしたりと色々な活動を行っているけど、それは全て副業らしい。本業を持ってしまうと、それに傾倒するあまり他がどうしてもなおざりになる。たとえそれでとりあえず安定していても、本業がうまくいかなくなってしまったら、とたんに生活ができなくなるという状況に陥るリスクがあるのだ。その意味で、副業を持って様々な収入源を確保するということのメリットを感じた。

 

学位授与式での学部長の言葉

「高校に入学する人を100人とすると、そのうち大学を卒業する人は40人ちょっと。そしてそこから就職をして3年以上同じところで働く人(ストレーター)は20人ちょっと。確かに同じ企業に長く勤めることは大事だけれども、このような現実があるのだから、“離見の見”を持って、常に自分を客観的に見つめて、然るべき時に環境を変える決断をする勇気を持ちましょう。」

この学部長は日本の社会学者の権威の1人なんだけど、この言葉は非常に印象的だった。(40人ちょっと等となっているのは正式な数字を僕が忘れたから。)日本では昔から1つの会社に定年まで勤め上げることが美徳とされている。でもやっぱり、時代の変化と共に柔軟に考えることが大事で、常に自分にとって最も得るものが大きい場所に自分の身を置くことが重要なんだと思う。

また他の先生は、「逃げるは恥だが役に立つというのは本当。でも一番大事なのはいつでも逃げられる環境に身を置くこと。」と言っていた。やはり、一番大切なのは会社でもなく周りでもなく自分。精神的にも肉体的にも追い込まれて正常な判断ができなくなる前に、時には逃げることも必要だ。

 

さて、これから僕はどうしよう

前のブログにも書いているように、これから僕は県庁で行政職の公務員として働く。公務員は安定していると言われているけれど、日本は国と地方を合わせて1000兆円も借金がある国だから、この先どうなるかは不透明な部分もある。まぁ、シャープにしても東芝にしても東電にしても、少し前までは安定した大企業だったわけだし。

だからやっぱり、他で稼げる手段を確保することも必要かなと。でも基本的に副業は禁止だから、禁止されない範囲(資産運用等)でやろうかなと。

まぁいろいろ考えたけど、やっぱり大事なのは自分自身だから、過労やストレスで自殺するくらいなら、僕は潔くプライドも捨てて逃げようと思う。日本は働けなくなっても破産しても生きていける優しい国だから。

でもまぁ、これから各方面で活躍するであろう、大学の同期に負けないように僕も頑張っていこうと思う。

 

台湾旅行に行ってきた! オプションで台北市内観光はつけるべきだけど九份観光はつける必要なし

久しぶりの更新となりました。

3月14日〜16日に2泊3日で台湾の台北に旅行に行ってきました。現地時間の14日の夜に着いて16日の朝に発つというなかなかの弾丸で忙しい旅行になったけど、かなり楽しめました。その中で僕が思ったことを書きたいと思います。

 

市内観光のオプショナルツアーはつけた方が絶対良い

今回、僕は予約するのがかなりギリギリになった上、値段を節約するために前述のようにかなり忙しいスケジュールになった。でも、市内観光をオプションでつけたことで、限られた時間の中でかなり効率的に観光地を回れたと思う。

市内観光ツアーで回ったところは、

①忠烈祠での衛兵交代式

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故宮博物院

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③鼎泰豊で小籠包

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中正紀念堂

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他にも総統府を車窓から見られたし、台湾式お茶セミナーもやった。少ない時間の中で主要な観光地は大方回れた。ちなみにこれで価格は5000円程度。

オプショナルツアーのメリット

まず交通面。台北の観光地は意外と最寄駅から離れている。忠烈祠と故宮博物院はともに最寄駅から車で10分程度かかる。つまりタクシー必須だ。台湾のタクシーは安いけど、ぼったくられる可能性がないわけではない。

次に時間面。オプショナルツアーは移動が専用のワゴン車だから効率的に観光地を回れる。また、鼎泰豊は超有名店で入るまでにかなりの時間待たなければならないけど、ツアーに入れておけば予め旅行会社を通じて予約しておいてくれるので、すぐに入れる。

次に価格。たぶん大抵の市内観光ツアーは5000円程度だ。移動費、入館料、食事費などを自分で同じことをやろうとすると、行く人数にもよるけど、値段的にあまり変わらなくなる。台湾は物価が日本に比べて安いと言っても、これだけのことをやろうとするとけっこうお金がかかるし手間もかかるから、だったらツアーをつけてしまったほうが圧倒的に楽だと思う。特に海外旅行初心者の場合や旅行日程がきつめの人は尚更だ。

デメリット

デメリットとしては自分たちで回る時間が少なくなるってことかな。だから、台湾に複数回行っている人は、別にツアーをつける必要はない。見たいものや食べたいものも決まっているだろうし。

 

九份観光のオプションは必要なし

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九份は日本人に大人気の観光スポットだ。台北市内からは少し離れていて、オプションでツアーをつけると8000円程度かかる。ガイドさんは自力で行くのは難しいといってツアーをゴリ推ししてきたけど、このツアーは不要だと僕は思った。

自力で十分行ける

僕は電車+バスで自力で行った。行き方としては、MRT(地下鉄)で台北駅または松山駅まで行って、そこで台湾鉄道(日本でいうJR的なもの)に乗り換えて瑞芳駅まで行ってそこからバスだ。ちなみに台湾鉄道の切符は紙に「瑞芳」と書いて “I wanna go here”と駅の窓口にいる職員の方に言えば買える。 夕方の時間帯は大量に日本人がいるから迷うことはない。ちなみに交通費は僕が乗った松山駅から瑞芳までが40元ちょいで瑞芳駅から九份までが15元だ。日本円にすると片道200円ちょっと。いかにツアー料金が高いか分かる。まぁツアーは九份でいろいろ食べられるみたいけど、九份で食えるものは士林夜市で食えるものが多かったから別にそれも必要ないと思う。

ただ帰りは若干注意

行きはこんな感じですんなり行ける。でも問題は帰りだ。バス停がめちゃめちゃ混む上、バスがなかなか来ない。そんなこんなで困っている観光客目当てにタクシードライバーが片言の日本語で話しかけてくる。確か九份から台北駅まで6人乗りタクシーに相乗りで1人300元と言っていた。なんか電車に比べるとめちゃめちゃ高く感じるけど、九份から台北駅までは東京〜鎌倉くらいの距離で、日本円にすると300元はだいたい1200円程度だ。台湾のタクシードライバーにしてみればボロ儲けなんだろうけど、日本のタクシーで考えるとめちゃめちゃ安い。これに乗ってしまうのも手だ。僕の場合は運良くバスに乗れたから往復の交通費がトータルで400円程度で済んだ。

正直九份は、そこでなにかをするというよりも、千と千尋の神隠しの雰囲気を楽しむことがメインだと感じた。確かに幻想的で良い感じだったけれど、実際にいる時間は1時間程度で十分かな。人が多すぎて飽きるし。

また、九份は野良犬がやたらたくさんいるから注意。僕は野良犬が怖すぎて、九份にはもう二度と行きたくない(笑)。

 

台湾は海外旅行初心者におすすめ

僕は大学三年生のときにヨーロッパに行っているから海外旅行は2回目だったんだけど、台湾は海外旅行初心者に本当におすすめだと思った。日本から近いし、異国だけど雰囲気はなんとなく日本に通じるものがあるし、日本語も通じる場合が多い。物価も安いし、食べ物も美味しい。また行きたいと思った。

 

 

 

 

推薦・AO入試以外でMARCH文系に最も入りやすい方法

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受験シーズンがもう終わり頃ということで、そろそろ来年の受験に向けて動き出す人もいるかと思う。今年受験生だったみなさんお疲れ様でした。来年受験の人、頑張ってください。

そんな受験生に毎年人気な大学がMARCH、つまり明治・青山学院・立教・中央・法政だ。文系の人でMARCHを目指す人は多いし、僕の友達にもMARCHの大学に通っている人は多い。

MARCHの大学は世間一般に高学歴だから、当然一般入試で出題される問題も難しい(僕は受けていないから詳しくは分からないけど、受けた人は結構みんな難しいと言っていた)。また、受験生に人気のあるMARCHは倍率も高いし、早慶が第一志望の受験生のすべり止めにもなっているから、一般入試で合格するのは結構難しい。

でも、ある受験方式なら合格の可能性は高まるから、その方式を紹介する。ちなみに僕は国立志望だったけど、この方式でMARCHに合格した。私文の人でも可能だと思う。

 

MARCH文系に合格したいならセンター利用(4科目)を狙うべし

私立文系のセンター利用というと、英語・国語・地歴の三科目が一般的だ。でもこの方式では僕が合格した明治大学の法学部だと8割後半はないと話にならない。センター試験はあまり難しくない試験とはいえ、8割後半とるのはかなり難しい。私文の人でMARCHをセンター利用で合格できる人は、早慶上位学部が第一志望の人くらいだと個人的に思う。

そこで穴場が英語・国語・地歴・数ⅠA又は理科の四科目型だ。この方式だと8割前半でも合格することができる。文系の人はみんな数学が苦手ってことだろう。でも数ⅠAなんて高校1年でやる内容だからそんなに難しいものではない。誰でも頑張って勉強すれば苦手な人でも7割くらいは可能だ。ちょっとできる人なら8割も難しくない。

国語120  英語185  日本史94  数ⅠA80 

これは4年前(2013年)に僕が実際に受けた時のセンターの点数だ。国語で大失敗して僕はこの4教科で80%しか取れていない。それでも僕は4科目型のセンター利用で明治法・商・経営、立教法、中央商に合格した。僕が受けた年は数ⅠAが難化したこともあるだろうけど、4科目型なら80%で十分勝負できるのだ。

 

個別にいろいろ対策するのって大変じゃない?

MARCH志望の私文の人は当然色々な大学・学部を受けるから、沢山過去問を解いて大学毎・学部毎の問題の傾向・クセを掴まないといけない。それってかなり大変だなぁと思う。

その点センター利用なら、センターというあまり難しくない試験の対策だけで、合格することができるからコスパがめちゃめちゃいい。(まぁ失敗できないっていうプレッシャーも大きいけど。)

でもセンターがいくら難しくなくて、私文の人が得意な3科目とはいえ、8割後半とるのってかなり難しい。国語とか事故率結構高めだし。

だったらたとえ苦手でも数学か理科も受けた方が絶対良いと思う。MARCHレベルの大学を目指して勉強している人なら、センターの国英社で8割前半~中盤取ることはできると思うから、数ⅠAは平均点よりちょっと取ればいいってこと。数字見ただけでうわぁぁってなっちゃう数学アレルギーの人はきついかもしれないけど、一般入試やセンター3科目よりもそっちの方が可能性は高いと僕は思う。

 

数学は息抜き程度にやればOK

僕も文系だから分かるんだけど、文系の人はどうしても英語・国語・地歴中心になるから、数学っていい息抜きになる。多分頭の中で使っている場所が違うんだと思う。僕は息抜きで続けているものを使って合格できた。

個人差はあるだろうけど、高3の受験勉強で1日10時間勉強するとして1時間くらいで十分。あくまで文系は英国社が中心だから。

受験は戦略が重要だと思う。センター4科目受験は、MARCHを目指す戦略として、検討する価値のあるものだと僕は思う。

 

 

 

 

 

 

 

ウタマロ石鹸でシャツの襟の皮脂汚れが落ちるか検証してみた

普段スーツで出勤している人はもちろん、そうでない人でもみんなが着るアイテムが「シャツ」だと思う。

春夏は一枚でサラッと、秋冬は重ね着でも活躍するから、シャツはかなり万能なアイテムだ。でも、シャツを着ていると不可避的に付く汚れが、襟の皮脂汚れだ。これは普通に洗濯しても落ちないから、かなり厄介。お気に入りのシャツの襟に皮脂汚れが付くとめちゃめちゃ萎えるし、その汚れがあると他の部分が綺麗でも着る気が無くなってしまう。そんな皮脂汚れを落とすのにウタマロ石鹸がかなり使えると評判だから、シャツの襟の汚れを落とすのに実際に使ってみた。

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http://www.e-utamaro.com/products/sekken

いざ、実証

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これは私物の15AWのUNIQLO AND LEMAIREのシャツだ。シルエットや素材感がかなり気に入っていて、もう1年半くらい着ているから、襟部分にかなり汚れがある。この汚れは何回洗濯しても落ちなかったものだ。まぁ着ている時に外からは見えないといえば見えないけれど、自分的にはどうしても気になってしまう。

どのように使ったかというと、シャツを水に浸して、ウタマロ石鹸を泡立て、歯ブラシで汚れ部分をゴシゴシ磨くようにした。

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こんな感じで磨くようにゴシゴシこすった後、普通に洗濯機で洗う。

このようにやると………

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 どうだろう。かなりきれいになった感じだ。これならまだまだ着られそうだ。ちょっとした手間で捨ててしまったかもしれない洋服を生き返らせることができた。

 

すごいぞ!ウタマロ石鹸

ウタマロ石鹸の実力は評判通りだった。僕は今まで襟の皮脂汚れが原因で何着かシャツを捨てていたから、シャツは消耗品だという感覚があった。でも、ウタマロ石鹸があれば、一番の天敵である皮脂汚れも簡単に落とせるから、お気に入りのシャツを長く着ることができる。

ちなみに、以前シャツにがっつりつけてしまった頑固なシミも、かなり時間が経った後だったけど、ウタマロ石鹸で同じようにゴシゴシこすってから洗濯機で洗うだけで簡単に落ちてしまった。これには脱帽だ。

これだけの力があって100円ちょっと。僕は固形石鹸の値段の相場は分からないけれど、実力を考えたらめちゃめちゃ安いと思う。最強の固形石鹸として、末永くお世話になります!

 

 

 

 

LGBT差別反対を唱える人はとりあえず東野圭吾の「手紙」を読むべき

最近、あるテレビ番組でLGBTの人が自分達に対する差別や偏見に反対する声を上げていた。LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダーの4つの単語の頭文字をとった言葉であり、性的マイノリティーの人々を指す。渋谷区の同性婚を認める条例が少し前にできたこともあって、この言葉は最近になってから認知度が上がった気がする。

彼らは自分たちが職場でもプライベートでも不当な差別や偏見によって、辛い思いをしてきたと言う。彼らは別に好きでそうなったわけではないから、マイノリティーである彼らに対して差別的な言動はあってはならない、僕はずっとそう思っていた。でもそれは極めて偽善的な思いに他ならないということを、東野圭吾の名作「手紙」を読んで思い知らされた。

 

東野圭吾「手紙」とは

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これは、主人公の直貴の兄である剛志が強盗殺人の罪で捕まったことから、強盗殺人犯の弟となった直貴が進学・恋愛・就職等の過程において不当な扱いを受け続ける様が描かれている。

会社で不当な配置換えを受けたことで、なぜ自分は悪いことは何もしていないのにここまで差別を受けるのかと悩み続ける直貴に、直貴の就職した会社の社長が言った一言が印象的だった。人事部の処置は当然だと言った上で、

「差別はね、当然なんだよ。」

「大抵の人間は、犯罪から遠いところに身をおいておきたいものだ。犯罪者、特に強盗殺人などという凶悪犯罪を犯した人間とは、間接的にせよ関わり合いにはなりたくないものだ。ちょっとした関係から、おかしなことに巻き込まれないともかぎらないからね。犯罪者やそれに近い人間を排除するというのは、しごくまっとうな行為なんだ。自己防衛本能とでもいえばいいかな。」

と言った。つまり、強盗殺人犯の兄が同じ職場にいることで、差別ないし逆差別といった事態が起こるという影響がある以上、他の従業員が仕事以外のことで神経を使わざるを得なくなるため、業務効率が下がり、結果として会社に対してもマイナスだという。

 

LGBTは犯罪者ではないけれど…

LGBTの人は犯罪を犯していないし、身内に犯罪者がいるというわけでもないから、「手紙」の直貴の場合と全く同じということは出来ない。でも、自分の責任ではない事情があるために、不当な差別を受けているということは同じだ。

僕は今までの自分の考えの視野の狭さを痛感した。以前の僕も、ただ差別反対を唱える人もそうだけど、差別される側の立場しか考えていない、言うなれば身勝手な見方だ。僕はレイシストという訳ではないけど、自分の周りや所属する組織に黒人やLGBTの人がいたらどうだろうか、身構えてしまわないだろうか。

なぜそこに差別が存在するのか、差別することで得られるメリットはないのかという視点が全く抜け落ちている。ベンサム功利主義「最大多数の最大幸福」を達成するということにおいても、マイノリティーに対して差別をするということは、組織に利益をもたらす面もあるから、ある意味では合理的な手段だと言える。

このような視点でテレビなどを見ていると、差別反対を唱えるLGBTの人たちは、まだまだLGBTの人達が完全に受け入れられているとは言えない現代社会において、自分が職場に入ったら周りの人はどう思うか、影響はないか、自分のような人が組織にいるのといないのとではどちらがベターか、ということに考えが至っていないように思える。

だから、徒らに差別反対を唱えるだけではあまり意味がないと思う。周りに多少なりとも影響すると思った時点で、その人を解雇ないし配置転換するというのは、組織の効率を高めるという目的を達成する上で、経営者としては間違った判断とは言えない。

やっぱり、重要なのは、今ある差別を受け止めた上で、そこからしっかりと時間をかけてLGBTの人たちが社会にいるのが当然という状態にしていくことだと思う。黒人だって、奴隷の時代を経て、400年という本当に長い時間をかけて戦った結果、市民権を得た。黒人に対しては、実質的な意味でまだ差別が残っている面もあるけど、LGBTの人達も、ただ差別・偏見反対と唱えるのではなく、自分とは異なる立場にある人の考え方も考慮して、長い時間をかけて受け入れてもらえる努力を続けることが大事だと僕は考える。「手紙」の場合とは違って、時間をかければ解決できる問題なのだから。

 

 

 

 

ブログ名変えました

ブログ名を

「人見知りダイアリー」から

「薄顔人見知りの独断と偏見」に変えました。

変えた理由は単純で、「人見知りダイアリー」はなんかそのままで面白くないなと前から思っていて、「薄顔人見知りの独断と偏見」の方が、語呂が良くて響きも悪くないから。

とくにこれまでと変わらず、ぼくの思っていることを中心に更新していくので、今後ともよろしくお願いします。