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薄顔人見知りの独断と偏見

人見知り歴22年の僕が暇つぶしのために,主に趣味(サッカー、ファッション、裁判傍聴等)や自分の思ったこと、お気に入りのものについて自由に書いていきます。よろしくお願いします。

強豪校の応援席<<<普通の学校のレギュラー

Football 僕が思ったこと

先日、全国高校サッカー選手権決勝が行われた。決勝のカードは青森山田高校vs前橋育英高校。どちらも全国的なサッカーの超名門校で日本代表も多数輩出している。

スコアは5-0で青森山田高校が勝利した。まぁ青森山田の方が何枚も上手だなという印象。でも今大会はU-19代表の選手やJリーグ内定者も結構いて、良い試合が多かったように思う。僕がこの大会に出てからもう五年も経つのかと、なんとなくノスタルジーにも浸った(地区予選は勝ち抜いたけど県予選の一回戦で負けた)。

でも、高校野球にしてもそうだけど、僕がテレビを見てて思ったのは、メンバーに入れる人(20人弱)よりも圧倒的に多い、スタンドで応援してる部員についてだ。強豪校にもなると、部員は100人を超えるから、三年間応援で終える人も少なくない。たとえチームが全国大会に出たとしても、彼らはそれでいいのかなと思ってしまう。

多分、強豪校では三年間応援の人も、さほど強くない普通の高校に行けばレギュラーで試合に出ることができる。でも、強豪校であるために、周りはレベルの本当に高い人ばかりであり、試合に出ることはできない。それならば、絶対に普通の高校に行くべきだと僕は思うのだ。

僕のいた高校は進学校で、学校の方針では、勉強>>>部活という感じだった。部員も各学年で10人ちょっとだから、三学年で40人弱だった。しかも、三年生は夏のインターハイ予選で強制的に引退だから、選手権は1、2年生で臨むというなかなか厳しい学校だった。

そんな環境でも、部員みんなで本当に頑張った。毎日遅くまで練習をし、帰ってからは勉強をし、3年生の夏に引退してからはみんな必死で勉強して有名大学に進学した。

サッカーについても、最後のインターハイの県予選ではベスト16まで行った。強豪校に比べると、練習環境も良くないし、練習時間も短かったけど、最後は県トップレベルの高校を苦しめた。

つまり、僕はサッカーはさほど強くない高校に進学し、サッカーにも勉強にも打ち込んだ。レギュラーとして試合にも出て、どうやれば勝てるのか、どうしたら強いチームになるか、どうすれば自分がもっとチームに貢献できるのか考えながらサッカーをやっていた。僕は自分が進学した高校でサッカーができて本当に良かったと心から思っている。

でも、もしも僕が強豪校に行っていたとしたらどうだろう。間違いなく三年間応援だ。途中で嫌になってやめていた可能性も大いにある。

また、私立の強豪校は全寮制で授業も午前中だけで午後は練習みたいな場合もあると聞く。将来サッカーで飯を食っていくのでなければ、高校生活をサッカーだけに費やすのはあまりにもったいない。

強豪校で試合に出られる人もひと握りだけど、サッカー選手になれる人はさらに少ない。努力も勿論大事だけど、持って生まれた能力によって左右される部分も大きい。僕は、強豪校は本当にプロになりたくて、なれる可能性が少なからずある、選ばれた人のみが行くべきだと思う。

サッカーが好きで、ただ単にサッカーがやりたいのなら、普通の学校でだってできる。むしろ普通の学校で本気でサッカーに打ち込むほうが、どうやったら勝てるか等を本気で考えるから、成長にもつながると思う。

もちろん、強豪校でメンバー外となり応援している人も、縁の下の力持ち的な役割があって、その中でも成長はあるとも思う。

でもやっぱり試合に出てナンボなところはあるし、自分は出れないけれど頑張ることと、自分が出てチームが勝てるように頑張ることは、次元の違う話だ。

なにより、普通の学校ならば、下級生のときはメンバー外でチームを支える役割を、上級生になれば、試合に出てチームに貢献することを担う。つまり、チームを影で支える重要性も、試合に出る喜びや緊張感も両方味わえるのだ。強豪校で試合に出れないと、前者しか体感できない。

サッカーを本気でやるには強豪高で試合に出ることがベストだけど、大半の人はそれはできないのだから、より現実的な選択をすべきだと僕は思う。