ポンコツ公務員の叫び

22歳、社会人1年目(県庁職員)の僕の思いを自由に叫びます。叫ぶ内容は僕の趣味(ファッション、サッカー)や仕事のこと、考えや本音など様々です。たまにイタい内容もあるかもしれません。

ネット通販による便利な生活の裏で苦しむ人たちについて考えてみた

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http://www.bs-j.co.jp/official/gaia/

昨日(2月21日)、ガイアの夜明けを見た。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20170221.html

テーマは、ネット通販の普及によって便利になる生活の裏で疲弊している宅配員についてだ。

僕は日常的にネット通販をかなり使う。最も使うのはAmazonだ。僕はプライム会員だから送料が無料ということもあって、月にもよるけどかなりの頻度で利用している。

例えば本だ。新品で買うと結構高いし、目的の本が古本屋にあるかどうかわからない。そんな時はAmazonの出番だ。Amazonならば、文庫本なら大抵が中古で1円とかで売っている。中古品はプライム会員でも送料がかかるけど、200円ちょいだ。実際に店に行く手間を考えたら、消費者としてはこっちの方が断然良い。

本だけでなく、生活雑貨もAmazonでよく買う。やっぱり店舗に行くよりも多くの商品を比較できるというのが大きい。確かに手にとって見ることは出来ないけれど、他の購入者のレビューを見れば、その商品がどのように評価されているのかがわかるから、商品の検討には十分だ。やはり消費者の生の声というのは大きい。

また、ネット通販はポイントが入るから使いたくなる。僕は楽天カードを持っているのだけど、楽天市場で買い物をするとポイントが通常の5倍とかになる。だから服や靴など、金額が大きなアイテムになるほど、店舗で試着してネットで買うようになった。だから最近は店舗で服をほとんど買っていない。

このように、僕はネット通販のなかなかのヘビーユーザーだ。僕みたいな人も今では普通だと思う。

でもこのように、ネット通販の隆盛によって生活が豊かになっている裏では、配達員の方々の負担が大きくなっているのだ。

昨日の番組では、朝7時過ぎに家を出て帰りは夜11時過ぎという配達員の人が取り上げられていた。その配達員の給料は、1つ配達するにつき150円の完全歩合制だから、休憩時間もとれず、肉体的にも精神的にもかなり辛いらしい。特にきついのは再配達で、再配達が多いとその日の配達の予定が狂い、夜遅くまで配達が終わらないため、時間がどうしてもかかってしまうとのこと。

また、心身ともに疲弊した元配達員の録画された音声も公開されていた。その生々しい苦しみを聞いて、自分の荷物を再配達してくれていた宅配員の方もこうなるかもしれないと思うと申し訳なさから心が痛んだ。

僕も再配達をお願いすることはしょっちゅうある。今までは帰宅したときに、郵便受けに再配達の紙が入っていると、「タイミング悪かったなぁ」とか「再配達の電話めんどくせぇな」とか思っていたけど、この番組で配達員の苦労を知って、自分本位にしか考えていなかったことを恥じた。

でもだからと言って、今のネット通販による便利な暮らしを失くすのは嫌だと思う人が多いだろう。人間というのは自分勝手な生き物だ。自分以外の人間の苦労を緩和するために、自分を犠牲にしようという気にはならない。だから、ネット通販によって豊かな生活を享受している人からネット通販を取り上げることなど不可能だ。

そこで、今は宅配ボックスがあるマンションとか、一戸建てがあるみたい。でも賃貸でも新しい物件は高いし、家って一生に一度の買い物だから、宅配ボックスが普及するまではかなり時間がかかるんじゃないかと思う。これは即効性という観点から微妙だ。

消費者がネット通販の便利さを享受しつつ、宅配員の負担を減らすには、再配達の有料化が良いと思う。数百円でも再配達にお金がかかるようになれば、自分が指定した時間に家にいる人が確実に増えるようになると思う。銀行でお金を下ろす時の手数料と同じ道理だ。また、不在の場合には再配達は行わず、購入者自身が最寄りの配送センターまで取りに行くようにするのも良い。購入者がちょっとだけ我慢して不便を受け入れるだけで、宅配員にとっては劇的に変わるのかもしれない。

過度なサービスを求めるブラック消費者がブラック企業を生むということも指摘されている。どの仕事でもそうだけど、人々の労働環境を良くし、日本に蔓延っている長時間労働という問題を無くしていくためには、消費者の側がちょっとだけ我慢することが必要なのではないかと思った。